1歳半健診で発達の遅れを指摘されました。今回はその後のお話です。
健診は指摘だけではなく、その後の対応もあります。
市では、同じような子たちとの交流の場を設けて、定期的に相談員、心理士、作業療法士の方々と相談できる機会もありました。
1~3歳までの年齢に応じた集まりがあります。
・手遊び
・ダンス
・エプロンシアターや紙芝居
・パラバルーン
・自由遊び
以上のような親子一緒にプログラムを行い、その前後に自由遊びがあります。
自由遊びでは沢山のおもちゃがあり、お友達との関わり方を観察したり学んだりしていく時間でした。
目新しいおもちゃがあるので、我が子はそれを目当てに通ってくれました。
2~3ヶ月に1回相談の機会があり、心理士さんとこれまでの様子を話し合いました。
相談の際には、心理士さんと遊びながら健診で行ったような積み木やコミュニケーションができているかチェックします。
その上で息子の特性を掴んでいき、どのようなアプローチがいいのかアドバイスを頂きました。
1歳半
・何かをお願いする時は名前を呼んで目が合ったら言う
・見本の動作を見せながらお願いする
2歳4か月
・1歳半の項目クリア確認(発達ゆっくりめ)
2歳半
・発達状況は問題なし
・落ち着きの無さは広場での様子を経過観察していく
・気になった点は、親以外を敵とみなして警戒していること(相談員、心理士が遊びに入ろうとすると叩く)
・プレ幼稚園で工作に興味がないのはしかたない、お友達トラブルが心配で親が疲れてきた場合は休むことを勧める
・第2子妊娠中なこともあり、母への甘えが進むと考えられるから、父や産後手伝ってもらう方との関係を築いておく
・男の子の中でも力が強い
・型はめ、絵合わせ等頭を使う遊びが好き
2歳8か月
・工作のちぎり絵は1枚ちぎって貼り、後は走り回る
・終わりの見えることじゃないと興味を持たないのかもしれない
・絵を描く、切って貼る等の見通しが立ちにくいことは苦手
・無理強いはせず受け止めていく
2歳9か月
・通常の幼稚園だと、活動の見通しが立ち、色んな経験ができるのでお勧め
・もう少し成長を待っての途中入園を相談した所、弟が生まれた後の赤ちゃん返り等で情緒が不安定になった場合は少し待つのもあり。
逆にお兄さんになってしっかりするタイプもあるので、その時の様子を見て検討するのを勧める
・トイトレは園によるので入園前に確認し、家ではオムツをトイレ内で息子の取りやすい所に置き、自主的に行ける場所にしてみる
・お友達トラブルは徐々にこれから身についていくものなので、コツコツ伝えていく
3歳の夏に広場は終了しました。最後の相談は幼稚園の選び方でした。
プレ幼稚園の様子等も報告し、通常の園への入園で大丈夫だろうということになりました。
我が子は、ゆっくりではあるけれど成長が見られたので、特別なことはせずそのまま見守っていくことになりました。
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