出産体験 後編(陣痛促進剤~帝王切開)

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出産2日目の体験を記します。
これから出産する方への参考になればと思います。

①出産までの一日:緊急手術への道
②意外な展開:心拍低下と血尿
③至急の手術:緊急帝王切開


①出産までの一日:緊急手術への道

朝の診察で、破水のための処置を受け、促進剤と抗菌薬が始まりました。
寝不足と血圧上昇のため、血圧降下薬の点滴も始まり、旦那がサポートに。
痛みが増す中、膀胱圧迫で常に尿意がある状態。お腹の器具(NST)のため、トイレは助産師の呼び出し必須。尿意のせいで集中できず、導尿してもらうことに。
昼には分娩室に移動も、時間はかかる兆しで終わりが見えず。
診察時の子宮口への刺激が痛すぎて「何してるんですかー‼」と唯一叫んだ記憶があります。
昼食を食べずに過ごし、主人が私の分の病院食をとる中、緊急手術への道が始まります。

②意外な展開:心拍低下と血尿

午後2時。隣の分娩室に新たな妊婦さんがやってきます。しばらくすると、赤ちゃんの元気な泣き声が聞こえました。
昨日からの陣痛と、後から来た妊婦さんが先に出産したことで、私の心は折れる寸前でした。
その後、尿パックに血尿が現れ、胎児の心拍数も低下していることが判明し、緊急帝王切開が決まります。
ただし、すぐには手術ができず、予定帝王切開の終了後に順番がまわることになります。
その間は陣痛もそのまま分娩室で待つことに。この時、子宮口が8cmまで進行していたのですが、あと2cmがなかなか進みませんでした。

③至急の手術:緊急帝王切開

午後4時。ストレッチャーに移され、あっという間に手術室へ。
全裸で横向きに寝、背中を丸めて背骨の真ん中あたりに麻酔を打ちました。長かった陣痛との戦いも麻酔の効果で一気に楽になりました。
麻酔が効いているかは氷を当てて確認します。下半身の麻酔なので腕やみぞおち辺りは冷たく感じても足は麻痺して感じません。
疲弊でボーっとするなか手術が進行します。ついに赤ちゃんの産声が聞こえ、元気な泣き声に胸が一杯に。
赤ちゃんの洗浄や計測、シロップを与える間、私の縫合が行われました。少し眠り、気がついたら旦那のそばに戻ってきていました。
病室が満室のためその日は陣痛室で過ごすことに。
長い長い出産で疲れきっていましたが、喜びと感動が満ちた時間でした。


次回は2人目妊活についてです。

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