現在小学生の長男は軽度の自閉スペクトラム症です。
この記事では同じような悩みを持つ方のお役に立てればと思い、幼少期の様子を綴っていきます。
①最初のきっかけ
②日常の様子
③毎日の乗り切り方
①最初のきっかけ
長男の発達の遅れに気づいたきっかけは
1歳半健診でした。
母子手帳に記載されているチェック項目がこなせておらず、みんな練習でもしてきているのかと思い落ち込みました。
・発語状況
(単語が出てきているか)
・指さし
(犬や車の絵を見ながら「○○はどれかな?」と質問した際の反応)
・積み木
(2~3個積む、積み木同士をコンコン打ち合わせる、「ちょうだい」と言った際の反応)
・コミュニケーション
(「バイバイ」と言いながら手を振った際の反応、「ポイしてきて」とお願いした際の反応)
我が子は言葉が出ておらず、積み木は崩し投げるものとして扱い、質問やお願いは聞いておらず何もできませんでした。
健診は目安で個人差のあるものなのですが、後から考えると我が子の場合は兆候だったのかなと思います。
②日常の様子
1〜2歳代は外では基本的に走っていて、手を繋ぐことは嫌がり、繋ごうとすると座り込んで拒否するので、抱っこ紐やベビーカーでの移動をしていました。
公園では遊具は苦手で公園内にとどまってはくれず、外の道へ飛び出す日々。
大きい公園に行くも、やはり外の車が気になるのか道へ飛び出してしまいます。
砂遊びに興味が湧きそうでしたが、お友達のお砂セットを奪いに行ったり、押したり叩いたりお友達トラブルがしばしばあったので毎回ヒヤヒヤでした。
③毎日の乗り切り方
幸いにも子育て支援センターが近所にあり、ほぼ毎日通っていました。
保育士さんや日によって保健師さん、栄養士さんがいるので相談をしていましたし、お友達トラブルがあっても仲介して下さるので、対応方法を見て学んでいました。
午前と午後で別の支援センターに行くなど、センターをはしごしたりして過ごしていました。
外遊びの経験が大事な幼少期、屋内で過ごすことが多くて大丈夫なのか不安になりました。
しかし、保健師さんに相談すると「外で体を動かすのも大事だけれど、屋内でも息子さんは楽しそうだし全然大丈夫」と言って頂き、心が軽くなりました。
他にも保育園の園庭開放を教えてもらい、月に何度かお邪魔していました。
保育園内なので外に飛び出す心配はなく、園のお砂セットも借りられました。
家では、床に顔をつけながら電車のおもちゃを動かし、車輪の動きを見ていました。
その際私は絵本をずっと読み上げていてと指示され、BGMのような役をしていました。
このように、少し変わっていて手がかかると感じながら、健診でグレーゾーンの片鱗が見えた1~2歳でした。
次回は市が行っている発達が遅めの子向けの集まりについてです。
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